2022年10月29日
新発見もありました。
2022.10.20 グランドホテル白山(石川県白山市松任町)にて
私事ながら、10月の講演会たちが、去る27日(木)を以て、
すべて完了しました。
雑っと、上記のような感じで、恰も嵐のような一ヶ月でありました。
一つだけですが、新発見もありました。
10月16日(日)に「かわら散策会」が二度目に主催した、
「川原町を横断(‐主に東西)してみる」
の参加者から、古い写真を見せて頂いたのです。
これが何と、明治38年(1905)に撮影された高岡紡績の
古写真でした。所有者は、同社の発起人の一人である、
室崎さんのご子孫です。
高岡紡績の痕跡は、微かながら、今も残されています。
イギリス人が設計し、糸巻をレリーフにした外壁(破風)に、
私は心惹かれて、『VITA』誌に書いたことがあったのです。
『VITA』№29/1997.6 p.33
ところが、この部分が、まだ活きていた頃の写真を見て、
流石に、感慨ひとしお、でありました。
写真の裏には、「明治丗八年四月 写」と筆書さています。
破風の糸巻の四角いところが、窓だったと判ります。
その下の外壁の大きな窓枠も、塗り潰されてはいません。
ちなみに、
写真の全体は、こうなっていました。
さて、
10月20日(木)に「博物館に親しむ会」が主催した、
第36回「歩く博物館」の
「松任を、駅前で見巡る」
では、石川県白山市松任町へ行って来ました。
昼食は、お洒落にもグランドホテル白山に赴き、
「あさがおランチ」¥1,800を頂いてしまいました!
私みたいな野卑漢には、もったいないほどです。
当館は気の利いたことに、喫煙室もありました。
嬉しかったので、写真に収めてきました。
勿論、帰路には老妻のリクエストに応えて「あんころ餅」を、
二個も購入して来ました。
上品な甘みではありますが、酒呑みには、チョットきつい!
北國新聞との連携がうまく、翌21日付の「富山新聞」には、
この日の行事の取材記事が掲載されていました。
前田利長は「加賀藩初代藩主」でありますし、また、
講師は、「樽(タル)さん」として読んで下さい。
10月27日(木)は、「えっちゅう歴史語りサークル」の最後の
総会が、富山で開催されて、私も最後の講演として
「口演・高岡の昔話」
を語ってまいりました。
演目としては、10話を用意していたのですが、諸々の事情で、
5話で時間が尽きました。
午後5時からは、恒例の懇親会がいつもの、日本海 庄や で!
これまた諸々の事情で、モザイク画像にしてみました。
そしてこうして、27日が過ぎますと、翌28日はノックダウン
でありました。
信じがたいことですが、28日の夜は、酒を呑む気力も体力も
消え失せて、午後9時には、倒れ込むように眠っていました。
ところが、
午前2時半ころに目が覚めてしまい、大変な目にあいました。
という訳で、いよいよ11月になります。
11月のメインは、浄土真宗本願寺派の高岡教務所での講演
です。誰に言うともなく、乞うご期待!ってぇとこであります。